ご飯を炊く

ご飯を炊く



繰り返しになりますが、吸水時間は美味しさに差が出るポイントなので、しっかり守ってください。ただどうしても時間が無いという場合だったら、応急処置にはなりますが、水の代わりにぬるま湯に米を浸せば給水時間が短縮できます。



さて、いよいよ美味しい米の炊き方に入ります。一番基本的なご飯の炊き方は当然ながら炊飯器で炊く方法となります。それで美味しさに差が出るのか?と思うかもしれませんが、しっかりポイントを押さえれば、充分に美味しさが引き出せるのです。



ただ炊飯器で炊くというのはスイッチを押すだけの作業しかないのですから、そこで特に注意する点はありません。あえて言えば、タイマー炊飯での吸水時間に注意することです。また、炊飯が終了したらフタはすぐに開けないで、10~15分程度蒸らすようにしてください。後はしゃもじで釜底からご飯を返すようにさっくり混ぜてください。



実は美味しく炊くコツはちょっとしたつけ加えなのです。よく知られている裏技もいくつかあります。米の量の1割程度をもち米にする、酒を若干加える(米1合に大さじ1杯程度)、みりんを若干加える(米1合に大さじ1/2杯程度)、備長炭を入れる、オイル(サラダオイル)を数滴加える、にがりを加える、一度沸騰させてある白湯で炊く、米の種類を混ぜて炊くなど、既に実践している人もいるかと思います。それぞれに特徴があるので、いろいろ試してみてください。