圧力鍋で美味しく炊く
高級なお米が美味しいのはある意味当たり前かもしれませんが、圧力鍋を使えば安いお米でもかなりいい感じに炊き上げることができます。
圧力鍋が人気になってきていますが、それは短時間で美味しい調理がいろいろなできるからです。本格料理にも活用されていますが、食事の基本となるご飯の炊き方でも威力を発揮するのです。圧力鍋を使えば、短時間で炊けるようになるのも便利で、しかも美味しいのですから文句はありません。
炊飯器の方が使い慣れているので楽なイメージがあるかもしれませんが、圧力鍋を使えばカセットコンロでもいいので、停電の時でも問題ありません。災害時のことも想定して是非ともマスターしておいてもらいたいものです。
しかし最大のポイントは何と言っても「美味しい」という点です。炊飯器で炊いた時よりももっちりした食感になるのが特徴で甘みも多く感じることができると思います。コツは米を研いだ時で、ザルに移してしっかり水切りをすることです。
次は圧力鍋に米と水を入れて火をつければいいのですが、火は3分加圧したらすぐに止めてください。こうして圧力が下がってきたらフタを開けます。
加圧する時には、火は中火～弱火という流れで調整するのがコツで、蒸気口からいつも湯気が出ている状態であることを確認してください。火が弱いと蒸気が出ません。コツはこの程度です。
こうして炊き上げれば、ご飯は丁度土鍋で炊いたように感じになります。プツプツ穴が開いた仕上がりで、熱いうちに軽く混ぜておきましょう。
圧力鍋にも種類があって圧力のかかり具合も違ってくるので、火加減は各自時間を覚えるようにしてください。圧力鍋なら玄米ご飯もOKです。加圧時間も20分程度で済みます。